先日、森下木工所の家具をお使いいただいて来たご家族のお父様・お母様が相次いで亡くなられたことを知りました。
ご自宅と仕事の打ち合わせを兼ねたスペースに、一枚板のテーブルを納めさせてもらったり、立派な屋久杉のテーブルの塗り直しなどもさせていただきました。
そのご家族のアイディアがスタートで、定番になりつつある家具があります。
「両親が2人掛けのソファに座った時に二人の間に置けるちょっとしたテーブルを」がT様からのご依頼だったと記憶しています。その声をきっかけに職人がデザインしてできたのがスタンドサイドテーブルの原型でした。

スタンドサイドテーブル 栗

ソファの間に差し込めるテーブル
スタンドサイドテーブルは「ちょい置き」「軽さ」「スマート」が魅力です。ゆるい曲線を描いた扇形の天板や安定した脚も好評の理由でしょう。

スタンドサイドテーブル 扇型の天板

脚元も扇形にして安定
よく「お客様の声から生まれました」と聞きますが、まさしくです。