無駄のない線、美しい杢目。
手前みそといわれても「上質手作り家具」と呼びたくなる座卓が「欅三方留座卓」です。
静岡市清水区のI様は、この欅三方留座卓を数年前からご覧いただいており、気持ちと構想を温めてくださってきました。
今は巣立ったお子さんとそのご家族が集まった時にみんなが集える場所にと、2022年の年が明けて具体的なご検討の結果日常使い∔人寄せに使い勝手が良いように、W1600とW900の2本を製作をご注文となりました。
単独でも繋げてもバランスのよい板厚や脚の太さを考慮した座卓。工場長がその微妙なところを調整しつつ製作にあたりました。
玄関から入ってすぐの二間続きの和室に座卓をおさめると、I様は「いいなあ」と言いながら、天板や脚の曲線をなでなでしてくださいます。
数年越しのお気持ちに応えられたようで、ほっと。また職人が丁寧に仕上げた面や曲線に自然に手が伸びていることにも嬉しくなりました。
ご家族との良い時間がこの座卓と一緒に続いていきますように。
静岡に新茶の季節がやってきた時期と重なり、奥様には美味しいお茶を入れていただきました。ありがとうございました。
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製作者:松本巧 塗装:佐野哲也