~浅い藍から、深い藍、本物の藍~ 櫻井茂雄本藍染展が5月13日(金)からスタートしました。
「藍」という日本古来からの染料で、染める回数で色の濃淡を、型染め・ぼかし・板締め・絞りなどの手法で染め分けをする。櫻井茂雄さんの作品は、凛として、本物の魅力にあふれます。
櫻井茂雄さんには毎年この時期に森下木工所の直家店家具屋校倉の店内で作品展を開催いただき、今年は14回目になります。
染料は一緒、手法も基本を大きくは脱線しない。それなのに、毎年新しいチャレンジと表現方法で魅せてくれるのです。
森下木工所の家具づくりの仕事も、木という素材と木組みの仕事で30年前も今も変わりません。
そこに、時代に合ったデザインやサイズ感、基本を脱線しない新しい表現で本物をつくり続けてきました。
櫻井さんを始め「本物の職人」とよばれる人が、変わらない本物の仕事を続け、そこにとどまっていない新しいチャレンジをしている姿はとても頼もしく、また見習っていかなければと刺激をいただきます。
櫻井茂雄本藍染展は 予定会期を延長し 5月31日(火)まで、家具屋校倉で開催します